代表取締役
木子 博文
地元の美方高校から国立宇都宮大学農学部を経て、福井県農林水産部にて23年間勤務。平成19年に依願退職し、株式会社無限大を設立。現在に至る。
座右の銘は『今を切に生きる』
「無限大に見通せる望遠鏡で、遥か彼方の水平線を望むと何が見えるか?」答えは「自分の後頭部」という笑い話のようなことで、諭されたことがあります。遠くに目標をおいて生きる時には、同時に足元をしっかりと見つめることも大事だと教えられたことがあります。農業に携わる者なら誰でも、新鮮、安全、安心、おいしい農産物を消費者にお届けしたいという思いが一番でないといけない。しかし、私は、それだけではない何かを追いかけてきました。もちろん「新鮮、安全、安心、おいしい農産物」を作るのは、あたりまえですが、それは社会の中できちんと評価を受けることのできる会社組織を作っていけば、自然と達成できると考えています。「自分は(人は)、何のために生きているのか」。全ての人には、生まれてから死ぬまでの間に、果たさなければならない役割というものがあると思います。私にとって、それが何かはまだ分かりません。死ぬまで分からないかもしれません。だからこそ、今、自分でこれだと思ったことを、ひたすら毎日、大事に、精一杯、こつこつ努力するしかない。そして、その延長に今の会社があり、この想いを核に、社会に働きかけられる器を造ることこそが「無限大」を社名にした時からの私の目標です。経営学的にはゴーイング・コンサーンとも呼ばれ、会社が将来に渡って事業を継続していく前提条件の一つで、企業活動が無期限に続くと仮定されることを意味します。枝豆やトマトはそのための手段なのです。人は、自分一人で生きているのではなく、色んな人の応援や支えがあって、自分や会社がある。常に感謝の気持ちを持ち、「ありがとうございます」という言葉を積極的に口に出す。そうすれば自ずと、成果という形になって自分に帰ってくる。そのひたむきな繰り返しこそが「無限大」のテーマなのです。
代表取締役 木子 博文