黒枝豆栽培圃場の土づくりと美浜町内の酪農家との有機的なつながりを築くため、黒枝豆の収穫を終えた圃場で「えん麦」を栽培しています。「えん麦」は、黒枝豆の連作障害を抑える土づくり対策として有効であるだけでなく、牧草としては栄養価が高く、白いフィルムでロール状に梱包した「ラップサイレージ」は、美味しく、上質な生乳生産に役立てられています。「ラップサイレージ」は、1ヶ月間熟成し乳酸発酵させたあと順次開封され、1年かけて乳牛に与えられます。出来上がったロールは直径1m×高さ1mの、あたかも巨大な円柱形の白いキャンバス。学校帰りの小中学生が、牛さんへのお便り、美味しい牛乳をいただいている感謝の気持ち等々を自由に書いてくれています。「子供たちのエール」とともに、酪農家にお届けします。